米空軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が青森県や岩手県などの上空で、日米合意で定められた最低高度基準を大きく下回る低空飛行を行っている動画が投稿され、波紋を広げています。傍若無人な低空飛行訓練の決定的な証拠であり、政府は対応を迫られています。

動画は「USAミリタリー・チャンネル」という投稿サイトに2日付で掲載されており、「三沢基地の第35戦闘航空団に所属するF16が日本の山岳地帯上空で低空飛行訓練を実施」と説明。

F16の低空飛行訓練を調査している陸前高田市の伊勢純市議によると、F16は離陸後、観光名所の奥入瀬渓流(青森県)沿いに飛行し、十和田湖の湖面すれすれを飛行。二戸市浄法寺町の鉄塔を目印に右旋回し、保育園などが立ち並ぶ地域の真上を低空で通過しました。さらに高森高原風力発電所(一戸町)の風車(高さ78㍍)の間を横切っていきました。その後、F16は再び鉄塔を目印に右旋回して岩手山周辺を飛行。川沿いに広がる民家の真上をまっすぐに飛んでいきました。

伊勢市議が二戸市で聞き取りを行ったところ、保育園の保育士は「音が聞こえた」と証言。住民からは「雷のような怖い音だった」(80代の女性)「自分は耳が遠いが、すごい音だった」(70代の女性)などの声が聴かれました。「いつも飛行機が飛んでいる」との証言もあり、米軍がルートを設定している可能性もあります。

住民に爆音被害と墜落の危険をもたらす低空飛行訓練を中止すべきです。

下記のリンクで「しんぶん赤旗」記事を読むことができます。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-04-27/2018042703_01_1.html