一関市議選 4議席を回復
一関市議選が3日投開票され、定数26(4減)を有力27人が争う大激戦の末、日本共産党は前回獲得した4議席(現有3)を回復し、議席占有率を15.38%に伸ばしました。当選したのは岡田もとみ(58)=現=、斎藤禎弘(54)、佐藤真由美(63)、千葉栄生(45)=以上新=の4氏です。
当確が判明した午後11時45分ごろ、各事務所で4氏と支持者らが喜びを爆発させました。農協職員を辞職して臨んだ斎藤氏は目を潤ませながら、「市民の期待に応えて公約実現へ、あすから頑張りたい」と述べました。
4氏は、▽国保税引き下げ、子どもの均等割廃止▽年金で入れる特養の建設▽米価暴落対策での国による余剰米の買い上げ、市独自の支援金ーなどを訴えぬきました。
市民から「米価暴落はひどい。今度は市議選も総選挙も共産党に投票する」などの声が寄せられ、党両磐地区委員会は「担い手」を広げる活動に最後まで力を尽くしました。
4氏は4日昼、市役所前で宣伝し、市議選勝利を確信に総選挙で政権交代を成し遂げる決意を表明しました。