九戸村長選きょう告示 小中一貫校見直しを 晴山氏訴え
九戸村長選が7日告示(12日投票)されます。日本共産党も参加する「人と自然にやさしい村民の会」(久保えみ子代表)は、前村議の晴山ひろやす氏(65)=無所属、新=を支持し、初当選へ全力をあげています。
村長選は五枚橋久夫氏(73)=無所属、現=との一騎打ちが確実になっています。
五枚橋村政は、村内の5小学校全部を廃校にして施設一体型小中一貫校を建設する計画を、住民合意のないまま推進。村民らは「住民の意見を聞いてほしい」と署名うんどうを広げて見直しを求め、晴山氏も先頭にたって奮闘してきました。
村長選にむけて「村民の会」は、晴山氏と政策協定を締結。晴山村政の実現で施設一体型小中一貫校を見直すとともに、▽村独自の子ども手当の支給(県内初)▽学校給食費の全額無料化▽75歳以上のバス代無料化ーなどを早期に実施すると提起しています。
新型コロナウイルス感染症が村民にも不安を広げるなか、暮らしと営業を守るために相談窓口を設置して取り組むと公約。県立九戸診療センターの入院ベッド復活に強い決意で臨んでいくと表明しています。