入院できる病院復活を 党九戸村委員会が県に申し入れ

15_05_20_2 日本共産党九戸村委員会は20日、県医療局の八重樫幸治局長に対して、県立九戸地域診療センターの充実を求める要請をしました。久保えみ子、漆原政吉の両村議らが参加し、斉藤信県議が同席しました。

同センターは村で唯一の医療機関ですが、県は医師不足を理由に同センターを無床化。党の住民アンケートの「村政で力を入れてほしいこと」のトップは「入院もできる病院」(52%)でした。

村は、同センターに行く循環バスを100円で走らせています。一方、村民が近隣の県立二戸病院(二戸市)を利用した場合、バスで片道約1500円もかかってしまいます。

久保氏らは、同センターでの夜間や土日祝日の診療や、入院と救急の受け入れを可能にしてほしいと強調。救急車で村外の医療機関に患者が運ばれた際も、交通費の負担軽減策を取るべきだと要望しました。

八重樫局長は、医師不足で病床「休止」の状態は変わらないが、19床分のベッドのスペースは確保していると回答。救急車で村外に直接入院したケースの交通費の負担軽減策については、検討してみたいとのべました。

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