迫る九戸村議選 久保氏 小中一貫校 見直しを主張
九戸村議選が4日告示(9日投票)されます。定数12を15人が争うなか、日本共産党現職の久保えみ子氏(61)は「村議選と参院選で共産党を伸ばして、消費税10%増税を中止させよう」と、議席確保へ全力をあげています。
久保氏は、県内初となる学校給食費の半額助成、第1子と第2子の保育料の半額助成、非課税世帯への「あったか生活支援」継続、住宅リフォーム助成を実施させてきました。
五つの小学校を統合して、施設一体型の小中一貫校導入を狙う村は、「意見を聞いてほしい」と2300人超の住民(人口5750人)が寄せた署名を無視。久保氏は「小中一貫校は教職員の削減など安上がりの教育が目的だ。拙速に進めてはいけない」と批判し、住民とともに地域の学校を守る運動を広げてきました。
久保氏は▽国保税の1世帯1万円の引き下げ、子どもの均等割免除▽小中一貫校の見直し、学校給食費の全額免除▽県立九戸診療センターの入院施設への復活―を実現させると強調。村の基金(41億円)の一部を活用すれば村民の暮らしや福祉を守る財源は生み出せると訴えています。