【八幡平市議選】 国保下げる3議席を 米田・高橋・斉藤氏が決意
八幡平市議選が22日告示(29日投票)され、日本共産党の米田さだお(71)、高橋えつろう(64)=ともに現=、斉藤たかお(60)=新=の3候補が、現有3議席確保に向けて力強く第一声を上げました。定数20(2減)を22人が争う少数激戦です。
3候補は、安倍強権政治から市民の命と暮らしを守るために、▽ご飯もでる学校の完全給食の実施(負担増など)▽高校生までの医療費無料化▽高すぎる国保税の1人あたり1万円の引き下げ▽介護保険料の軽減ーなどに取り組むと強調。大型開発優先の市政の流れを変え、市がためこんだ基金(28億円)の一部を活用すれば実現できると訴えました。
菅原則勝県委員長、斉藤信県議、藤倉志乃盛岡地区委員長は「疑惑だらけの安倍政権は許せない。市議選の勝利で厳しい審判を下そう」と力説しました。
県内で唯一、学校の完全給食を実施しないなど教育や福祉に冷たい田村市政のもと、党市議団は高校生の通学定期助成拡大などを実現させてきたと紹介。「大激戦を必ず勝ち抜かせてほしい」と呼びかけました。