北上市で高橋ちづ子衆院議員迎え、「2023年 日本共産党新春のつどい」
日本共産党北上市委員会と同後援会は、1月28日、同市内で「2023年日本共産党新春のつどい」を開催し、高橋ちづ子衆院議員が講演を行いました。
主催者を代表して、安徳壽美子党市委員長・市議が、「物価高騰のなか生乳を捨てざるを得ない農家がいる農政とは何なのか。岸田内閣は大軍拡を行い、日本を戦争ができる国にしようとしている。これは絶対に阻止しなければならない。日本共産党は130%の党勢拡大を実現させ、次世代に平和を継いでいく決意です」と述べ、平和に向けた共同運動を呼びかけました。
高橋ちづ子衆院議員は、岸田政権の軍拡、原発回帰、異次元の子育て支援を解明しました。軍拡について、「政府の敵基地攻撃は法理的には可能としつつ、その能力を保有することは憲法に反するという、従来の解釈を岸田政権は変えたと見ざるをえない。日本維新の会に至っては『核共有』まで岸田政権に迫っている。日本共産党は国会代表質問で敵基地攻撃能力そのものの撤回を迫った」と述べました。
原発回帰については「原発回帰とはかつての原発稼働を続けることであり、再生可能エネルギーも気候危機対策にも、エネルギーの海外依存からの脱却にも逆行する。日本には動いていないのも含めて54基の原発があり、敵基地攻撃能力の保有で戦争になったら防ぎようがない」と述べ、原発の存在そのものの危険性を指摘しました。
異次元の子育て支援について、「岸田内閣は産後ケア訪問を言い出したくらいで、何も決まっていない。自民党の茂木幹事長は児童手当の所得制限撤廃を代表質問で言っているが、どの口が言っているのか。かつて自民党が言ってきたことと180度違う」と批判しました。
つどいでは、市政報告と要求運動の取り組みについての呼びかけを、党市議団を代表して鈴木健二郎市議が行いました。
高橋久美子党市副委員長・市議が司会をつとめました。