「しんぶん赤旗」10月19日付に「台風10号被害1カ月半 林崎竟次郎町議に聞く」が掲載されました。「しんぶん赤旗」三国大助記者が取材しました。


台風10号被害1カ月半 生活再建の支援 早く

ー被災から1カ月半が経過しましたが、いま町はどのような状況でしょうか。

町は、あと1カ月ほどで寒い冬を迎えますが、被災した自宅の泥出し作業が終わっていない人たちが、町中心部以外に多数います。全国から泥出しボランティアに大勢来てもらいましたが、まだ不足している状態です。

仮設住宅の建設が始まったものの、避難所で厳しい生活を余儀なくされている人たちが完成した建物に全員入居するには、年末までかかるようです。

自宅も浸水

ー林崎さん自身も被災し、救援活動は大変だったと思いますが。

8月30日に小本(おもと)川が氾濫し、自宅の1階が床上浸水しました。外壁などは壊れませんでしたが、車が水につかってダメになりました。自宅前を通る国道455号には流木とがれきが積み上がり、まるで津波が押し寄せたようでした。

被災者の悩みを解決しようと努力してきました。「自宅前の土砂をボランティアが重機で片づけてくれたが、その置き場がない」との相談には、町役場に事情を説明して業者に土砂を運んでもらいました。救援活動では広い町内を駆け巡り、あっという間に時がたってしまった感じです。

共産党、盛岡医療生協や労働組合などの支援には、励まされました。党両磐地区委員会は一関市から軽トラックを持ってきて、私に貸してくれました。被災者の訪問や「しんぶん赤旗」の配達で大事に使っています。

町長に要請

ー被災者の生活再建にむけた課題は。

被災者生活再建支援金(全壊や大規模半壊で300万円)をもらえても自宅再建の費用には足りません。大規模半壊未満の場合は同支援金の対象外となりますが、今回は県が独自に支援金を支給しています。町も上乗せをして増額すべきです。

泥出しで大量に使った水道の料金減免について、町は検討中のままです。生活道や生活橋の整備費を住民が1割負担する町の制度は見直し、住民負担をなくす必要があります。

私は17日に伊達勝身町長と会い、大規模半壊未満の被災者への最大20万円の独自支援や水道料金(9、10月分)減免などを要請したところです。