「このままでは独裁」 JA岩中酪と懇談
日本共産党の吉田恭子参院岩手選挙区予定候補は24日、盛岡市玉山区で岩手中央酪農業協同組合(JA岩中酪)の太田原一夫・代表理事専務らと懇談し、戦争法廃止の国民連合政府の「提案」を渡して、「ともに力を合わせましょう」と呼びかけました。桜井博義滝沢市議が同席しました。
太田原氏は「安倍政権が『一強』なのは問題だ。このままでは独裁政治になる」と危惧を表明。「(衆院の)選挙制度は中選挙区制に戻した方がいい」と話しました。
酪農について太田原氏は「毎年60~70軒の農家が廃業しており、県内では900軒を切っている。後継者問題が深刻だ」と説明。TPPに関しては、『大筋合意』の内容がわからないので、対策がとれない」と不満を語りました。
吉田予定候補らは滝沢市の酪農家も訪問し、懇談。子ども2人を育てる母親は「子どもを預ける保育所が近くにない。遠くに入れると自分の仕事をする時間が減る。何とかしてほしい」と要望しました。