日本共産党岩手県常任委員会が、「2016年参議院議員選挙の結果について」を発表しました。


 

2016年参議院議員選挙の結果について

2016年7月11日 日本共産党岩手県常任委員会

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7月10日投票の参議院議員選挙で、日本共産党は、1人区での野党と市民との共闘の勝利と日本共産党の躍進を勝ち取るという二大目標を掲げ取り組みました。全国32の1人区すべてで野党統一候補が実現し、東北の5議席を含め11の選挙区で野党統一候補が勝利したことは、野党共闘の効果を発揮した大きな成功をおさめたものとなりました。

日本共産党は、比例代表で601万6千票(10・74%)を獲得し、5議席を獲得しました。選挙区では東京選挙区で議席を勝ち取り、改選議席を倍増する6議席となりました。

岩手では、野党統一候補のきどぐち英司氏が、32万8555票(53・34%)を獲得し、自民党の田中真一候補の25万2767票(41・04%)に7万5788票(12・30%)の差をつけて圧勝したことは、昨年の知事選挙に続く野党共闘の大きな勝利となりました。

日本共産党は、比例代表で6万6615票(11・24%)を獲得し、東北・北海道を活動地域として奮闘したいわぶち友さんの当選に貢献することができました。この得票は前回3年前の5万4057票(9・10%)を大きく超えるとともに、躍進した2014年総選挙の6万2846票(10・78%)をも超える得票・得票率となりました。国政選挙での得票率では過去最高となり、県内政党の得票・得票率では自民党、民進党に次いで第3党となりました。

県内市町村における今回の得票は、前回参院選と比べて33市町村中31市町村で得票を伸ばし、躍進した2014年総選挙と比べても20市町村で得票を伸ばす画期的なものです。得票率10%を超えた市町村も19市町村となりました。

ご支持をいただいた有権者の皆さん、ご奮闘いただいた支持者、後援会、党員の皆さんに、心からお礼を申し上げます。

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今回の参院選で、日本共産党は、憲法破壊の安保関連法=戦争法の強行をふまえ、戦争法廃止の国民連合政府の実現を呼びかけ、国政選挙での野党共闘を提起し、その実現に誠実に取り組んできました。その結果、全国32の1人区すべてで野党統一候補が実現してたたかわれる戦後初めての歴史的な選挙となりました。

岩手選挙区での圧勝とともに、東日本大震災津波と福島原発事故の被災地を抱える東北で5議席を獲得したことは、被災者本位の復興を進める上で重要な意義をもつものです。また、全国有数の農業地域での5議席獲得は、TPP断固反対の審判ともなるものです。

初めてのたたかいとなった1人区での野党共闘・市民との共闘は大きな成果を上げました。日本共産党は来るべき総選挙に向けてさらに野党共闘の前進のために取り組みます。

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選挙戦の論戦を通じて、日本共産党は、安倍政権の暴走政治全体に審判を下す選挙と訴えました。特に、憲法問題は重要な争点でした。憲法違反の安保関連法=戦争法の強行に対する審判とともに、憲法9条の改悪で「国防軍を創設する」とした自民党の憲法改正草案の重大な内容を明らかにして、憲法改悪の本丸が憲法9条の改悪にあることを明らかにしました。大企業応援のアベノミクスの破たんを具体的に明らかにし、「3つのチェンジ」を提案して具体的打開策を示しました。しかし、安倍自公勢力は、安倍首相を先頭に、憲法改正の本音を語らず、都合のいい数字だけを並べて破たんしたアベノミクスの是非に矮小化する争点そらしと、野党共闘に対する異常な「野合」批判に終始しました。自民党と公明党が参議院で多数を占めたとしても、憲法改悪を進める理由にならないことは明白です。

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日本共産党は、参議院で獲得した新たな議席を力に、東北・北海道の代表として当選したいわぶち友さんとともに、安倍政権の暴走と対決し、公約実現に全力で取り組みます。野党統一で勝利したきどぐち英司氏との連携を強め、県内での野党共闘のさらなる前進のために引き続き誠実に、精力的に取り組みます。