参院岩手選挙区 きどぐち氏事務所開き 達増知事ら応援
参院岩手選挙区の野党統一候補、きどぐち英司参院議員(立憲民主党)の事務所開きが5月14日、盛岡市で行われました。達増拓也知事、日本共産党県委員会、立憲民主党県連、社民党県連合の代表らがあいさつし、熱気に包まれました。
きどぐち氏は、13日に達増後援会の仲介で3野党と結んで共通政策の実現へ全力をあげると表明。岸田政権がコロナ対策やロシアのウクライナ侵略の対応で間違った方向に進むなか、「野党共闘の源流の岩手から日本の政治を立て直す。みなさんの力を借りて必ず勝ち抜きたい」と決意を述べました。
達増知事は、コロナ禍やウクライナ危機の下で参院選はかつてなく重要な選挙になると指摘。この10年間、自民党政権は地域医療の充実を怠り、日銀の金融緩和を進めて物価高騰を引き起こしたと批判し、「県民の願いを届ける、きどぐちさんの議席が岩手には必要だ」と語りました。
共産党の菅原則勝県委員長は「6年前の初当選以降、きどぐちさんは野党共闘に力を尽くし、国政は県政で新しい流れをつくった」と強調。自民党陣営は30年ぶりの議席奪還へ激しく動いており、共産党はきどぐち氏の再選へ最後まで奮闘すると訴えました。