岩手でも野党統一候補実現 4野党が確認書
日本共産党岩手県委員会、民進党岩手県総支部連合会、社会民主党岩手県連合、生活の党岩手県総支部連合会は21日、盛岡市で参院選岩手選挙区(改選数1)の野党統一候補として新人の木戸口英司氏(生活の党所属、元知事政務秘書)を擁立する「確認書」に調印し、各党が木戸口氏との「政策協定書」も結びました。
共同記者会見には、共産党の菅原則勝委員長、民進党の黄川田徹代表、社民党の小西和子代表、生活の党の佐々木順一幹事長が出席しました。
共産党との政策協定書では、①安保法制の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回②憲法改悪阻止、安倍政権打倒③来年4月からの消費税10%反対、被災者生活再建支援金の500万円への増額④TPP(環太平洋連携協定)の批准阻止⑥原発に頼らない社会、再生可能エネルギーの促進ーを掲げています。
木戸口氏は、統一候補擁立へ努力した4野党や「いわて市民ネット」に感謝したいと強調。「憲法をないがしろにする安倍政権から政治を国民の手に取り戻すために、野党の共闘は必要だ」と決意を語り、無所属で立候補すると述べました。
共産党の菅原則勝委員長は「統一候補擁立は県政史上画期的だ。非常によい内容で6項目の政策が確認された。木戸口氏の当選へ党として全力をあげる」と表明。吉田恭子選挙区候補は比例候補として活動すると話しました。