2017総選挙の結果について

 2017年10月23日 日本共産党岩手県常任委員会

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今度の選挙で私たちは市民と野党の共闘の勝利と日本共産党の躍進という2大目標をかかげて奮闘しました。
市民と野党の共闘では、共産党、立憲民主党、社民党の3野党と市民連合が7つの政策合意を結んでたたかい、立憲民主党が大きく躍進し、共闘全体として議席を増やしたことは大きな喜びです。
日本共産党は、比例代表の得票440万票(7・91%)で11議席を獲得し、小選挙区での沖縄1区での1議席とあわせて12議席となりました。東北比例代表では東北の命綱、高橋ちづ子さんの議席を獲得しました。全国的には残念ながら得票数・率、前回議席とも後退する結果となりました。
沖縄1区の赤嶺政賢さんは辺野古基地移設反対の「オール沖縄」の代表として勝利し、党として小選挙区制が始まって以来、連続して議席を得る歴史的な結果を実現しました。
岩手県内では、比例代表で53、604票(得票率8・74%)を獲得し、高橋ちづ子さんの議席確保に貢献することができました。衆院岩手1区では吉田恭子さんが21、549票(得票率12・9%)を獲得し、新1区で2万票を超え、得票率でも大きく前回を超えました。岩手3区では自主的支援をした小沢一郎さんが130、229票(得票率57・4%)を獲得し、議席を得ることができました。
日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、天候の悪いなか奮闘された支持者、後援会員、党員のみなさんに心らお礼を申し上げます。
(2)
選挙戦は「森友、加計疑惑隠し」の国会冒頭解散、希望の党が結成され、民進党が解体し合流するなど稀に見る大激動・大激変のもとでのたたかいでした。そのなかで日本共産党は「自公とその補完勢力」対「市民と野党の共闘」の対決構図を示し、安保法制廃止、9条を含む憲法改悪反対、原発ノー、大震災からの復興、そして、消費税10%増税を中止し、格差をなくし、若者もお年寄りも安心して暮らせる社会実現に全力をあげると訴えてきました。市民と野党の共闘を誠実に最後まで努力するなかで、「ブレない党」「信義を守る党」などわが党が県民のみなさんから共感をもって受けとめられた選挙でもありました。
野党共闘に対する逆流も生まれましたが、日本共産党が全国的に候補者一本化の実現に努力し、候補者を立てなかった83選挙区のうち32選挙区で共闘する立憲民主党、社民党、無所属候補が当選しました。県内でも新しい段階での「共闘の絆」、新しい友人が広がったことは大きな喜びであり、今後の市民と野党の共闘を展望しても大きな財産となりました。
自公とその補完勢力の議席が3分の2を超える多数となるなか、日本共産党の役割を深く自覚し、憲法改悪を許さないたたかいをはじめ県民運動と結んで公約実現をめざし、奮闘する決意です。
今回、東北ブロック比例代表では初の2議席獲得をめざし、岩手で10万票、15%を掲げて奮闘しましたが、後退させる結果となりました。その要因には政策や理念など日本共産党をまるごと知ってもらう活動がまだまだ不足していること、そして党自身の自力不足がありました。次の総選挙でこそ比例2議席獲得をめざし、捲土重来を期してただちに、全力をあげるものです。