野党共闘の力 激戦勝ち抜き きどぐちさん初当選
7月10日投開票となった参議院議員選挙で、岩手選挙区では野党統一候補の、きどぐち英司氏(52)=新、無所属=が、自民党新人を破って初当選しました。
午後8時ちょうどに「当選確実」のテロップが流れると、事務所に詰めかけた人たちが大きな拍手をし、喜びを爆発させました。
「英司コール」を受けて登壇した、きどぐち氏は「野党共闘の強い流れと労働組合や市民団体の支援が、大きな力になった。多くの県民の『政治を変えたい』思いの高まりを感じた」と強調。安保法制廃止や憲法改悪反対など、「岩手から政治を変える声を広げていく」と決意をのべました。
達増拓也知事、日本共産党の菅原則勝岩手県委員長、民進党は階猛県連幹事長・衆議院議員、生活の党の主浜了副代表・きどぐち英司選対本部長、社民党の小西和子県連合代表・県議会議員があいさつしました。
きどぐち氏の活動を画像に収めてきた52歳の男性は「今後も市民が積極的に政治にかかわることが大事だ」と話していました。