久慈市議会「新型コロナウイルス感染症の拡大防止等の対策を求める意見書」全会一致で可決
久慈市議会は30日、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止等の対策を求める意見書」を日本共産党(2人)を含む全会一致で可決しました。
意見書は、新型コロナの感染拡大に伴う健康への不安や、経済的な不安は払しょくされておらず、「国と地方自治体が一体となって、状況に応じた対策を迅速に講じていく必要がある」と指摘。そのうえで▽医療機関や国民が必要とするマスク、消毒用アルコール、防護服の安定的な供給▽PCR検査体制の強化を進め、入院、治療体制整備にむけた医療機関への支援を拡充する▽臨時休校の要請で休職する保護者や事業の停止・縮小によって収入が減少した中小企業の損失を補償するーと6項目を求めています。
共産党市議団の城内仲悦団長は「議会として緊急な対応ができてよかった。コロナ対策を求める市民の願いを国に届けることは責務だ」と話しています。