一関市議選告示 5議席獲得で自公に痛打を 候補者が第一声
解散・総選挙の前哨戦となる岩手県一関市議選が24日告示(10月1日投票)されました。日本共産党の菊地よしたか(63)、藤野あきお(63)、石山けん(73)、岡田もとみ(54)、菅野つねのぶ(72)=以上現=の5候補が、現有5議席確保に向けて元気良く第一声を上げました。
定数30に32人が立候補する大激戦です。
5候補は、市民の暮らしと福祉を守るために▽高すぎる国保税の1世帯1万円の引き下げ▽学校給食費の非課税世帯の無料化、小学生までの医療費の窓口負担ゼロ▽住宅リフォーム助成の継続・拡充などを実現させると強調。市がため込んだ220億円もの基金を活用すれば、財源は生み出せると訴えました。
公明党による北朝鮮問題を使った反共攻撃や、他陣営からの「共産党は大丈夫だ」論を打ち破り、5議席確保に全力をあげると決意を表明しました。
応援に駆けつけた紙智子参院議員は、総選挙を前にした全国注視の市議選で必ず勝利して、安倍政権への審判を下そうと力説。「公約実現のために市民運動とも力を合わせてきた、共産党の5候補を全員当選させて、もっと働かせてほしい」と呼びかけました。
高橋千鶴子衆院議員や、自由党の小沢一郎共同代表と木戸口英司参院議員からの応援メッセージが紹介されました。