岩泉町議選 林﨑候補が第一声 被災者医療免除延長を
台風10号災害で戦後最大の被害を受けた岩泉町の町議選が18日告示(23日投票)され、日本共産党の林﨑きょうじろう候補(67)=現=が現有議席の確保をめざして第一声をあげました。定数14(1減)に15人が立候補し、大激戦となりました。
林﨑候補は、被災者の命と暮らしを守る復興を進めるために、▽医療費や介護利用料の免除再延長(12月末まで)▽住宅再建(上限200万円)と住宅補修(同100万円)への補助の利用促進と増額▽住民合意に基づく河川改修、自家水道復旧の補助などを実現させると訴えました。
また林﨑候補は「若者が定住し、高齢者が笑顔で暮らせるまちをつくる」と強調。高校卒業までの医療費無料化、就学援助の入学準備金の入学前支給、国民年金でも入れる特養ホームの建設に力を尽くすと表明しました。
米朝間の戦争を絶対に起こしてはならず、日本政府はアメリカが外交的解決へ向かうように働きかけるべきだと主張しました。
落合久三宮古地区副委員長は、林﨑候補が国会議員や県議団と連携し、被災者の医療費や介護利用料の免除延長(8月末まで)などを実施させたと紹介。大接戦を必ず勝ち抜こうと呼びかけました。