盛岡市議選告示 戦争法案ノー!暮らし守る5議席を
16日告示(23日)された盛岡市議選(定数38、立候補41人)で、日本共産党現職の庄子春治、鈴木礼子、髙橋かずお、かんべ伸也、鈴木つとむの5候補が、現有5議席の確保へ向けて第一声をあげました。市議選勝利で戦争法案を廃案に追い込み、市民の命と暮らしを守る市政へ転換させようと強調しました。
政権への怒り結集しよう 庄子春治
戦争体験者などから戦争法案に対する不安や怒りの声が多数出されています。その思いを共産党に結集し、市議選勝利で安倍政権に審判を下しましょう。
年金削減や医療費負担で、高齢者も子育て中の母親も苦しんでいます。国保税の引き下げなどを実現させ、安心して暮らせる盛岡に転換させます。
少数激戦で、だれが落ちてもおかしくない選挙です。共産党への支援をさらに広げ、現職5人を必ず市議会へ送ってください。
ごみ処理広域化の撤回を 鈴木礼子
この4年間、東日本大震災の教訓が問われました。日本共産党市議団は学校耐震化を粘り強く求め、今年度にはすべての小中学校で完了する予定です。太陽光パネルの公共施設への設置も進めてきました。
松園地区では「ごみ処理広域化」の問題があります。奈良県の面積に匹敵する3市5町のごみを盛岡市の1カ所で処理する計画ですが、まともな説明を住民にせず、過去の約束も破っています。市は白紙撤回すべきです。
合併10年 玉山の声 市政に 髙橋かずお
戦争すると決めた場合、戦場に行かされるのは市民です。その命を守るのが政治の役割です。戦争法案は市議選の重大争点であり、だれが賛成し、反対するかが問われます。玉山区から出た3人の市議のうち、法案廃案の意見書に賛成したのは私だけです。
旧玉山区が盛岡市と合併して10年がたちました。しかし、当時約束された施設建設に手がついていないものもあります。玉山区の声を市政に届けるためにも勝たせてほしい。
中卒まで医療費を無料に かんべ伸也
2児の子育て真っ最中の父親としても、戦争法案の強行は絶対に許しません。
子どもの医療費助成では、小学校卒業まで入院のみ無料だったのを来年4月からは通院も無料にさせました。この間の住民の運動と日本共産党市議団の粘り強い論戦が、市政を動かしました。
市長からは「医療費助成の中学校卒業までの対象拡大を早期に実施したい」との答弁を引き出しました。この実現のために、全力でがんばります。
基金活用し介護負担軽減 鈴木つとむ
盛岡市の介護保険料が今年度から、17.7%も大幅に引き上げられました。今年8月からは、年収280万円を超える高齢者の介護サービス利用料も2倍にはねあがります。このなかで、「親の介護で仕事を辞めた」という深刻な事態も生まれています。
市の財政調整基金103億円の一部を活用し、介護保険料・利用料の軽減を実施させたい。高齢者が安心して受けられる介護保険へと改善させるために、力をつくします。