紫波町議選告示 国保税引き下げぜひ 細川、及川両候補が第一声
紫波町議選が25日告示(30日投票)され、日本共産党の細川恵一(64)、及川ひとみ(55)の両現職が現有2議席確保へ力強く第一声をあげました。定数18を19人が争う少数激戦です(前回は無投票)。
両候補は毎回の一般質問で町民の切実な声を町政へ届け、▽中学校卒業までの医療費助成▽就学援助の入学準備金の早期支給▽深刻な鳥獣被害の対策ーなどを実施させてきたと述べました。
両候補は、国保会計基金(1億5000万円)の一部を活用して高すぎる国保税を1世帯1万円引き下げ、子どもの均等割を減免させると主張。県内22市町村が行っている高校卒業までの医療費助成を紫波町でも実現させ、待機児童の解消をはかると訴えました。
菅原則勝党県委員長は、町議選と連続する参院選では「マクロ経済スライド」による年金削減を許すのかどうかが大きな争点だと強調。党の町政アンケートでも「年金が減って困った」との回答が5割を超えており、町議選勝利で安倍政権に審判を下そうと呼びかけました。