迫る葛巻町議選 14年ぶりの党議席めざす
葛巻町議選(定数10)が15日告示(20日投票)されます。日本共産党は畑福ひろし氏(63)=新=を擁立し、14年ぶりの議席獲得をめざします。
畑福氏は、戦争法案反対のたたかいで各地の「ママの会」がデモに立ちあがったのを見て衝撃を受け、立候補を決意。町議選勝利で「戦争法廃止の国民連合政府の実現を」の声を葛巻町から上げようと訴えています。
党が実施した住民アンケートには、「生活が苦しく、国保税や介護保険料の支払いが大変だ」との声が多数寄せられました。畑福氏は財源も示し、国保税の1世帯当たり1万円の引き下げを提起しています。
町政は地元資源を生かした産業振興を推進していますが、TPP(環太平洋連携協定)がその最大の障害になろうとしています。一方で、町議会での議員の一般質問の回数は極めて少ない状況です。
畑福氏は一般質問を毎回行い、町民の切実な要望を町政に届けると強調。安倍政権の暴走から町民を守るためにTPPの即時撤退などを迫っていくと主張しています。