3市町村で 4人全員当選
岩手県では、3町議選に立候補した日本共産党の4氏が全員当選を果たしました(西和賀町は無投票当選で普本歌織氏=新=が現有議席を確保)。
矢巾町議選(定数18、立候補19人)では小川文子氏(70)=現=が5位、木村豊氏(66)=新=が17位で当選し、現有2議席を守り抜きました。
23日午後10時半過ぎ、木村氏の事務所に当選確実の知らせが届くと、支持者らが「良かった」と喜びの声を上げました。
町議選で小川、木村の両氏は、子育て支援三つのゼロ(高校生までの医療費、保育料、学校給食費)、近隣市町よりも高い水道料金の値下げなどを実現させると強調。計1076票を獲得し、参院比例票と比べて333票増やしました。
軽米町議選(定数12、立候補13人)では江刺家静子氏(75)=現=が7位で再選。出馬表明が告示1カ月前と遅れたものの、国保税の子どもの均等割免除や年金で入れる特養ホームの増床などを訴え、町民から共感が寄せられました。
勝共連合の反共ビラ配布に対し、党町委員会は機敏に反撃。江刺家氏への支持を広げる「折り入って作戦」に力を尽くしました。