八幡平市長選が告示 工藤氏が第一声 暮らし支える市政に
八幡平市長選が17日告示(24日投票)され、日本共産党と自由党が推薦する新人の工藤なおみち候補(59)=無所属=が力強く第一声をあげました。選挙戦は、実質的に自民党から支援を受ける現職の田村正彦候補(69)=同=との一騎打ちです。
工藤候補は公約で▽ご飯も出る学校給食の実施、給食費の無料化▽若者定住に向けた住宅地の造成と安価での提供▽住宅リフォーム支援事業の復活・拡充ーなどを掲げています。
工藤候補は、多くの有権者から「市民の声を市政に反映してほしい」との要望が寄せられたと強調。停滞している現市政の継続ではない「新しい風」が必要であり、「一緒に八幡平市を変えよう」と呼びかけました。
日本共産党の斉藤信県副委員長(県議)、自由党の木戸口英司参院議員が応援演説。斉藤氏は、現市政は市民の要求実現を後回しにして、県内で最多となる119億円もの基金をためこんでいると批判。基金の有効活用で市民の生活を支えると訴えている「工藤候補を必ず当選させよう」と力説しました。