花巻市長選 小原候補 トップダウン市政転換を
花巻市長選が16日に告示され、前市議会議長の小原まさみち候補(61)=無、新=が市政転換へ第一声を上げました。日本共産党も参加する「住みよい花巻市をつくる会」は小原候補を自主支援。上田東一候補(67)=同、現=との一騎打ちになりました。23日投票です。
小原候補は、現市長がトップダウンでJR花巻駅の半橋上化など大型事業を推進していると批判。「市民の声を丁寧に聞き、じっくり考えて判断し、市民のための市政を進めていく」と訴えました。
小原候補はまた、基幹産業である農業の担い手づくりや観光業の発展に力を入れると強調。「子育てするなら花巻市で」をめざし、保育環境の改善、学校給食費への支援、子ども医療費の助成拡充に取り組むと主張しました。
第一声では、共産党市議団(3人)など小原候補を自主的に応援する市議14人が並び、紹介されました。
「つくる会」は小原市政の誕生で▽国保税の引き下げ▽住宅リフォーム助成復活▽感染症対策で誰もが気軽に受けられる検査体制の確立ーなどを実現すると奮闘しています。