日本共産党の志位和夫委員長ら野党5党の党首は19日、盛岡市で共同記者会見を開き、岩手県知事選(20日告示・9月6日投票)に3期目を目指し立候補を予定している達増拓也知事への支持を表明しました。

冒頭、達増知事は、自民党推薦の予定候補が立候補を断念した背景には「圧倒的な野党結集の力が大きく働いた」と強調。「野党の結集が岩手県における復興推進とともに、安保法案反対の国民の声の全国的なうねりへとつながっている」と述べ、あらためて各党に支援を求めました。

志位委員長は「5野党の一員として達増さんの3選のために全力をあげて支援したい」と表明しました。

その最大の理由として志位氏は、「達増氏が被災者の苦しみの心を寄せ、被災者の立場に立った復興を進めてこられたことです」と説明。東日本大震災直後から、被災した4つの県立病院の再建に道筋をつけてきたほか、医療費負担と介護利用料の免除をずっと継続してきたことや、住宅再建補助に100万円の上乗せを行ってきたことなどを指摘。日本共産党県議団も達増県政の予算・決算に賛成してきたことを強調しました。

支援の二つ目の理由として志位氏は、達増氏が「違憲の安保法案は白紙撤回すべきだ」と明確に発言したことだと強調し、「本当に心強く思っています」と述べました。

志位氏は戦争法案について「無制限に海外での武力の行使に道を開くもので、この法案は撤回、廃案にすべきだというのが私たちの立場です。今回の知事選挙で、そのことを堂々と掲げている達増知事が圧勝するという結果がでれば、岩手県から平和の声を全国へ、そして世界へと示すことになり、本当に大きな意義があると考えています」と訴えました。

民主党の岡田克也代表も「この知事選での圧倒的な勝利を起爆剤にして、法案を廃案に追い込むために力をつくしたい」と表明。維新の党の松野頼久代表も「地球の裏側まで行って戦争をするような法案」だと批判しました。

社民党の吉田忠智党首は、立憲主義を否定する憲法違反の戦争法案は「断じて容認するわけにはいかない」と表明。生活の党の小沢一郎代表は「被災者のサイドに立った達増県政は多くの県民の共感を呼んでいる」と強調し、「憲法違反の安保法案の成立は阻止するという一点でみんな一致している。国民のために全力でがんばっていきたい」と述べました。

□志位委員長の発言全文はこちら。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-20/2015082002_01_0.html