大船渡市議選 1増の2議席獲得 復興推進や戦争法廃止に共感
大船渡市議選が24日、投・開票され、定数20を24人が争う大激戦の末、日本共産党の田中英二氏(68)=元=が5位、滝田松男氏(68)=現=が15位で当選し、1増の2議席を獲得しました。
当 滝田松男 現 917票⑮
当 田中英二 元 1,072票⑤
両氏の当選が判明すると、田中氏の事務所では後援会員らが喜びを爆発させました。田中氏は「地元のみなさんや全県の党組織の応援を受けて、当選できた。『熊本自身の被災者救助で奮闘する自衛隊員を戦場へ送るな』の訴えには大きな反響があった。公約実現に向けて力を尽くす」と決意を述べました。
街頭で応援演説に立ったという70歳の男性は「被災者支援を続けてきた田中さんの動きが評価された。具体的な政策として、漁業共済掛け金への補助率アップ、中学校卒業までの医療費無料化もよかった」と笑顔で話しました。
選挙戦で両氏は、被災者の医療費免除継続など復興を前に進め、国保税引き下げなど市民の命と暮らしを守ると主張。市議選勝利で戦争法廃止と安倍暴走政治阻止の声を上げようと呼びかけました。