大規模太陽光発電所 断念を 党大船渡市委が市長要請

 大船渡市三陸町吉浜地区で、民間事業者が進めようとする大規模太陽光発電所の建設計画について、日本共産党大船渡市委員会は24日、戸田公明市長に建設計画断念を申し入れました。滝田松男、山本和義の両市議が参加しました。

建設予定地は吉浜地区の大窪山を中心とする市有地で、市が民間事業者に賃貸借するかどうか、重大な局面を迎えています。

滝田、山本両氏は、建設計画は住民の理解を得られておらず、市有地活用の判断は住民の意向を無視してはならないと強調。全国的に頻発している集中豪雨など大規模災害への対応でも、市として責任ある説明が不足していると指摘しました。

その上で▽市有地の土地賃貸借契約について、市民の理解が得られないと事業者に通告し、建設計画を断念する▽再生可能エネルギーの活用に関しては自然資源や地形、環境にあった計画を作成する▽自然や環境を生かした吉浜地区のまちづくり計画を、住民参加のもとでつくるーことを要請しました。

戸田市長は、計画推進の立場を変えませんでした。

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