奥州市民守る5議席 市議選前に穀田国対委員長訴え

佐藤、せがわ、穀田の各氏

奥州市議選(2月27日告示)を前に日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員を迎えた街頭演説が29日、同市2カ所で開かれました。コロナ禍で会場を屋内から急きょ変更しました。

市議選で党は菅原あきら、こんの裕文、千葉あつし、せがわ貞清=以上現=、佐藤みゆき=新=の5氏を擁立し、現有5議席確保をめざします。

穀田氏は、岸田政権はコロナ対策で後手に回り、3回目のワクチン接種が大幅に遅れ、18歳以下の子どもの給付金が離婚家庭等に届かない問題が起きていると指摘。病床確保を求めながら公立・公的病院統廃合を進めていると批判しました。

左から千葉、穀田の各氏

穀田氏は、新自由主義を転換せず、違憲の「敵基地攻撃能力」を検討する岸田政権と、党は正面から対決していくと強調。岩手の党は「大震災津波で助かった命、再び失ってはならない」と被災者支援に力を注ぎ、奥州では市立病院存続を市長に表明させたと語り、「命を守る5議席で新しい政治の流れを奥州から」と訴えました。

千葉、せがわ、佐藤の各氏は市立病院の産婦人科復活、高校生までの医療費無料化に取り組むとそれぞれ決意を表明しました。

穀田氏は30日には、菅原、こんのの両氏と、街頭演説を行います。

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