放射能対策、米価暴落対策、医師確保 奥州市議団が関係省庁に申し入れ

 

6奥州市議団 2月9日、日本共産党奥州市議団(千田美津子団長)は、参議院議員大門みきし事務所を通じ、政府交渉を行いました。要望項目は、①環境大臣ならびに農林水産大臣へ「放射能汚染対策に対する要望」、②農林水産大臣に「米価暴落、燃油・飼料価格の高止まり対策について、③厚生労働大臣には「医師確保について」など8項目を要望し、交渉を行いました。

【放射能対策】

●「除去土壌」の処理基準を早く示すべき―議員団

学校等の「ホットスポット」と言われる場所の汚染土壌が、学校敷地内に「除去土壌」として「一時的に」埋設保存されていますが、国が示すとしていた処理基準が示されないため、市として処理方針を決めることができないでいます。市議団は、国に早期に処理基準を示すよう求めました。

――環境省 合意形成が難しく示すことができない。いつまで示せるかも含めて回答できる状況ではない。できるだけ早く示したい」などと答えるにとどましました。

●共同仮置き場の「側溝汚泥」の保管・処理費用の支援を―議員団

側溝汚泥が、共同仮置き場に保管されている。原発事故による汚染物質なので、保管費用・処理飛行は国が責任をもって負担するように求めました。

――環境省 放射線物質汚染対策特別措置法の対象外であり、支援することができない。

●耕起不能採草地の更新費用の支援を―議員団

江刺区内の急傾斜地や砂礫などで機械で耕せない採草地(182戸175㌶)が、汚染基準を下回っているとして3年間放置されたまま農家に返されます。繁殖農家が営農を続けられるよう草地の更新費用を支援するよう求めました。

――農林水産省 農水省は「返還する農家には10月まで代替飼料を供給することで東電と協議が整っている。草地の更新費用については、要望をうけたので、実態をよく把握して、県と協議をしたい」として、検討することを約束しました。

●汚染牧草の処理費用について 実態にあった支援を―議員団

汚染牧草の焼却処分は、前処理施設により焼却できるように処理されてから実施されます。しかし、ラップロール処理されている汚染牧草のなかには、穴があいたり、形がくずれたりしてそのまま処理できない物もあることを指摘し、「前処理」できるようにするために要する費用の支援を求めました。

――農林水産省 担当者は「汚染牧草を収集・運搬に必要な費用は支援できる。保管現場で飛散防止のためフレコンパック等に詰める費用、乾燥処理の必要性があるのであれば、『前処理施設内』で処理することで支援できる」と考えていると答えました。

【米価暴落対策】

●実のある米価暴落対策を早く示すべき―議員団

26年度産米の米価暴落について、このままでは、担い手農家や大規模農家たちゆかなくなり、地域が崩壊するとして、過剰米の市場隔離も含め、実のある対策を講じることを求めました。

――農林水産省 担当者は「1月に入り、安い在庫がはけて、少し上昇、横並びの状況にある。政府としては無利子融資制度を創設し、集荷団体に追加払いを要請した。年内には9団体、3月までに10団体が追加払いを行うと聞いている。また、周年安定供給のため保管料を支援する」と答えました。

●米価の下支えを行うべき―議員団

担い手や法人経営者も含め、展望のもてるよう価格の下支えをする政策をとってほしい。

――農林水産省 26年度米については、当初から原価割れしていることで、農家の方にとってはかなわないことは理解する。しかし、米価の下支えはむずかしい。間接的に米価を安定させる施策を講じていく、と答えるにとどまりました。

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