宮古市議選が告示 暮らし守る議席必ず
宮古市議選が15日告示(22日投票)され、日本共産党の田中たかし(72)、おちあい久三(70)の両候補=ともに現=が、2議席絶対確保をめざして力強く第一声を上げました。定数6減の22を24人が争う大激戦となりました。
田中、おちあいの両候補は、東日本大震災津波と台風10号災害(2016年)からの復興に力を尽くし、被災者の医療費・介護保険利用料の免除継続や住宅再建への独自補助などを実現させてきたと訴えました。
両候補は、安倍暴走政治から市民の命と暮らしを守るために、▽国保税の1世帯1万円の引き下げ▽県立宮古病院への医師確保▽小学生までの医療費窓口負担ゼロ▽農林漁業の担い手支援策の拡充―に取り組むと強調。事業費が70億円から300億円に膨らみ、防災効果も疑問視される閉伊川水門は見直すべきだと批判しました。
応援弁士の紙智子参院議員は、森友・加計疑惑で国民の怒りが沸騰するなか、市議選勝利で安倍政治に厳しい審判を下そうと力説。「他陣営が流す『共産党は大丈夫』論を打ち破り、必ず勝利を」と呼びかけました。
自由党の木戸口英司参院議員(野党統一)からの必勝メッセージが紹介されました。