岩手町議選告示 コロナ対策 支援厚く 田村・伊藤両氏力込め第一声
岩手町議選が7日告示(12日投票)され、日本共産党の田村正(72)、伊藤正信(64)の両候補=ともに現=が、現有2議席の確保へ力強く第一声を上げました。定数14を15人が争う激戦となりました。
両候補は、新型コロナウイルスに対する住民の不安に応え、6月議会で町独自の支援策を求めたと報告。ひとり親世帯への3万円の支援給付金、県外の学生への1人3万円給付で前向きな答弁を得たと語り、今後も国の交付金を使った業者への助成拡充など、手厚い支援策を迫っていくと強調しました。
両候補は、高校生までの医療費助成、就学援助の入学準備金の入学前支給を実施させたと紹介。今後、高すぎる国保税の引き下げと子どもの均等割廃止、介護保険の負担軽減、沼宮内診療センターの入院ベッド復活を実現させると訴えました。
応援演説で、ふなやま由美衆院比例候補は「コロナ禍で党が草の根のネットワークの力を発揮し、一律100万円給付を実現させた」と話し、町議選勝利で「安倍政権ノー」の声を上げ、市民と野党の共闘で政治を変えようと呼びかけました。
木戸口英司、横沢高徳の両参院議員(野党統一)の必勝メッセージが代読されました。