県教育委員会は1日、県議会商工文教委員会で「新たな県立高等学校再編計画」(前期プラン=2016~20年度)に基づく来年度の県立高校における学級編成案を発表し、2学級を1学級に減らす予定だった葛巻高校の学級減を延期すると説明しました。 党県議団は、これまで▽今年度の新入学生は51人で2学級規模を確保している▽葛巻町が通学支援や受験対策支援を積極的に行っている▽山村留学制度でも着実に成果をあげている―と指摘。高校と地域の努力と成果を踏まえ、学級減を見直すよう求めてきました。
斉藤信県議は「学級減の延期は評価したいが、来年度また学級減が課題になると、高校や地域の苦労が続く。この間の努力は継続的な効果を発揮すると思うので、中長期的なスパンで考えるべき」と求めました。高橋嘉行教育長は「学級減延期の動きが将来的にも持続するうねりになれば後期プランの中で検討したい」と答えました。
また、県教委は県立高校の管理運営に関する規則「不足する数が1学級の収容定員以上である時は、学級数を減ずることがある」を示し、前期プランにはなかった、雫石高校を2学級から1学級減とする案を提起。斉藤県議は、「欠員は確かだが、規則に照らしても自動的に学級減とするものではない。地元の取り組みを進めながら慎重に対応すべきだ」と述べました。