洋野町議会が意見書 「経済の立て直し急げ」
洋野町議会は9日、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書を、日本共産党の久慈裕子議員を含めた全会一致で可決しました。
意見書では、緊急事態宣言解除後も感染症は収束しておらず、さらなる感染防止対策と落ち込んだ経済の立て直しが急務になっていると指摘しています。
その上で、売り上げが減少した宿泊業、旅行業、飲食業、運輸業への経済支援、雇用調整助成金や持続化給付金の充実▽PCR検査の目安見直し、県の検査体制整備への支援▽医療従事者やその家族の安全確保など6項目を要求しています。
久慈氏は「議員全員から賛同が得られてよかった。国の第2次補正予算を活用した農漁業者への支援も、町に求めていく」と話しています。