5月20日一関市の川崎市民センターで「一関市民・平泉町民みんなで考えましょう ゴミ減量、リサイクル、焼却場 シンポジウム」が開かれました。主催は日本共産党両磐地区委員会。

環境資源廃棄物問題研究家の岩佐恵美氏が基調講演し、元岩手大学教授の佐藤信安氏、狐禅寺の自然環境を守る会共同代表の高橋佐悦氏、一関市議会議員の岡田もとみ氏がパネリストを、高田一郎岩手県議が進行をつとめました。

一関地区広域行政組合(一関市と平泉町)では、一関市の狐禅寺地区に現在ある、ごみ焼却施設が、建設から37年が経過し「いつ壊れてもおかしくない」と言われ、新焼却施設の建設が課題となっています。

18年前に当時の一関地方衛生組合(管理者一関市長 合併前)が「一関地方衛生組合のごみ焼却施設は、狐禅寺地区に建設しない」とした狐禅寺地区との「覚書」があるにもかかわらず、一関地区広域行政組合(管理者一関市長)は、2014年3月に新焼却施設を再び狐禅寺地区へ建設する提案しました。

狐禅寺地区では、圧倒的多数の住民が建設反対と言われていますが、狐禅寺地区の「振興策」の「たたき台」として、焼却場の余熱活用施設としての温水プールや温室園芸施設、複合型スポーツ施設、屋外運動施設などが「提案」され、「地域振興」を求め新焼却施設受け入れに賛成する住民との分断がおき、長年実施されてきた狐禅寺地区の運動会も開けなくなるなどしています。

広域行政組合では、新焼却施設の建設について、狐禅寺地区以外の一関市、平泉町民には一度も説明をしていません。

日本共産党両磐地区委員会では、ごみ減量化や新焼却施設の建設について市民全体で考えることの重要性から、また、市民的議論の一助になればと今回のシンポジウムを開催しました。

シンポジウムには約200人が参加し、アンケートでは「ごみは出さないようにする」、「分別をしっかりする」、「焼却場は狐禅寺以外で」などの意見が多くありました。また、「全地区で説明会を開くべきだ」との意見もありました。