九戸村で演説会 戦争法案に審判を
日本共産党は九戸村議選(6月9日告示、14日投票)で、久保えみ子、漆原政吉=ともに現=の両氏を擁立し、現有2議席の確保をめざします。定数12(2減)に18人が立候補する激戦が予想されます。
漆原氏は「戦争法案」阻止の審判を同村から起こしていくと決意を表明。久保氏は、175通もの住民アンケートに寄せられた切実な要望を実現するためにも、引き続き議会へ送ってほしいと力を込めました。
斉藤信県議団長は、党村議団が高校卒業までの医療費無料化、農業後継者支援や野菜の村独自の価格保障を実施させてきたと強調。県立九戸地域診療センターの入院ベッドの復活を求めて、県医療局と交渉したと紹介しました。
また、同村の高すぎる国保税は一般会計からの繰り入れや国の低所得者対策の基金も活用すれば、1世帯2万円の引き下げが可能だと主張。戦争法案ノーの審判を下す選挙として、2議席を必ず確保しようと訴えました。
参加した70代の男性は「九戸村での共産党の2議席は、かけがえのないものだとわかった」と話しました。