農業・福祉守る3議席を 一関・奥州で小池副委員長迎え演説会
岩手県議選(8月28日告示、9月6日投票)での現有2議席から3議席への躍進をめざして、日本共産党の小池晃副委員長・参院議員を迎えた演説会が5月31日、一関市と奥州市で開かれました。 一関市では高田一郎県議が、奥州市では千田美津子奥州市議団長・県議予定候補が決意を述べました。
小池氏は、戦争法案に対する志位和夫党委員長の国会質問で、集団的自衛権を発動する「新3要件」を満たしているかどうかの判断は時の政権に任されており、アメリカの無法な侵略戦争に日本が参戦する危険性が明らかになったと告発。「世論と運動を高めて、廃案に追い込もう。岩手では県議選で3議席を獲得し、安倍政権の暴走に審判を下そう」と呼びかけました。
小池氏は、高田県議が前回2人目の県議に当選し、大震災津波で被災した県立病院の再建や、放射能汚染の影響で苦しむ農家への初の賠償を実現させてきたと強調。環太平洋連携協定(TPP)に反対し、岩手の農業を守るために再び働かせてほしいと訴えました。
また小池氏は、千田氏が6期20年市議を務め、住民の福祉を大幅に切り捨てる市の「行革」案に反対し、子どもの医療費助成を継続させたと紹介。3人目の県議として必ず議会へ送ってほしいと力を込めました。 いわぶち友・参院比例予定候補もあいさつしました。