【盛岡】新生児も10万円給付 三田村市議に市長答弁

 17日の盛岡市議会で谷藤裕明市長は、新型コロナウイルス対策の一律10万円給付の対象外となる新生児に関し、「新型コロナで市民生活にもたらす影響の長期化が予想されるなか、安心して出産・子育てができるような支援が必要だ」「市独自に新生児への給付金支給に向けて、制度設計を進めていく」と述べました。共産党の三田村亜美子議員の一般質問に答えたもの。

市は、議会中に追加補正予算を提案する予定で、「赤ちゃん応援特別給付金支援事業」として、4月28日から来年3月31日までの新生児を対象に10万円を給付する事業に2億3000万円を計上する見込みです。

三田村氏は、学業の継続に困難な学生への市の支援策についても質問しました。

市側は、▽有償インターンシップ事業を実施した事業者が、学生に支払う賃金等を市が補助する▽市による短期間の直接任用も予定しているーと答弁。学生が利用できる支援制度のわかりやすい紹介を行い、授業料免除など、すべての学生に対する支援を国に働きかけると説明しました。

庄子春治市議団長は「2日の市への申し入れの内容だ反映された」と話しています。

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