五輪関連行事「中止」を 日本共産党盛岡市議団、谷藤市長に要請
東北の県庁所在地でも盛岡市のコロナ感染拡大が突出するなか、日本共産党盛岡市議団(5人)は14日夕、谷藤裕明市長に対し、五輪・パラリンピック関連行事の中止を求める緊急の申し入れを行いました。藤尾善一副市長が対応しました。
市では、過去1週間の10万人あたりの陽性者が20人を超える「ステージ3」の状況が続いています。
庄子春治市議団長らは、市が「チャグチャグ馬コ」(12日)の行事を縮小実施ではなく中止したのは、感染防止の上で必要な判断だったと評価。感染リスクが高まる市内の公道での聖火リレー(18日)は中止すべきだと要望しました。
庄子氏らは、東京都と2020組織委員会が共催する市内でのパブリックビューイング(JR盛岡駅前、盛岡城跡公園)についても中止を要請してほしいと述べました。
岩手県は14日昼、感染拡大の状況を踏まえ、盛岡市の公道での聖火リレーを中止すると発表。藤尾副市長は「盛岡市の感染状況は極めて憂慮すべき事態だ。市民の命と健康を守るために、今後も適切な対応をとりたい」と答えました。