公立病院「再編」ありきに不満 高橋衆院議員が関係者と懇談

 厚労省の公立・公的病院「再編・統合」リスト(424病院)に岩手県内10病院が含まれている問題で、日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は19日、岩手県庁と、名指しされた盛岡市立病院や国立病院機構盛岡医療センターを訪問し、実情を聞きました。斉藤信県議と盛岡市議団が同行しました。

市立病院の加藤章信院長は、自治体病院として「地域にあってもいい病院」から「地域になくてはならない病院」をめざしていると強調。▽生活支援型の医療提供▽5疾病の精神疾患への対応▽持続可能な収支均衡に向けた経営努力―の役割を果たしつつあるのに、厚労省は評価してないと語りました。

加藤院長はまた、岩手医大の矢巾町移転に伴い、救急患者が前年度比で3倍以上に増えており、医師の増員が課題だと述べました。

懇談の後、高橋氏は「国は2017年度のデータで機械的に公立病院を再編しようとしているが、対象の病院はそれ以降、自己改革の努力を進めていることがわかった。現場の声をぶつけ、再編ありきのリストを撤回させたい」と話しました。

県庁で野原勝・保健福祉部長は「国のデータは2年前のもので、この間に各病院は機能転化などの努力をしている」と説明。病院が名指しされたものの、再編・統合という議論にはならないとの見解を示しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です