岩手県議選 党3議席守り抜く 達増県政をさらに前へ
岩手県知事選と同時投票で、これまでにない大激戦・大接戦となった県議選が8日投開票されました。日本共産党は、盛岡区(定数10)で斉藤信氏(68)、一関区(同5)で高田一郎氏(60)、奥州区(同5)で千田みつ子氏(65)=いずれも現=が当選。達増県政の推進力となってきた現有3議席を守りぬきました。
県議選で共産党は、豊かな実績とともに、被災者の医療費・介護保険利用料の免除継続、中学校卒業までの医療費窓口無料化、国保税軽減など達増知事候補と結んだ14項目の政策協定の実現に力をつくすと宣伝、対話を広げました。野党共闘に誠実に取り組んできた共産党へ、消費税10%増税中止や9条改憲阻止の声を託してほしいと訴えました。
有権者からは、小学校卒業までの医療費窓口無料化が共産党のおかげとは知らなかった」「参院選で共産党が努力してくれたから、横沢高徳さんが勝てた」などの共感が寄せられました。
野党共闘でたたかった達増知事の圧勝とあわせて、共産党の3議席獲得は政策協定の実現など今後の達増県政の前進の確かな力です。同時に、選挙戦を通じて岩手の野党共闘はさらに強固なものとなりました。
菅原則勝党県委員長は「予想される総選挙で野党連合政権をめざす政権合意を実現するために、岩手での市民と野党の共闘をさらに前進させたい」と話しています。
選挙結果は次の通りです。
◆岩手県 定数48―立候補62
【盛岡区】10-13
当 斉藤 信 68 現 7702 ⑩
【一関区】5-6
当 高田 一郎 60 現 9312 ④
【奥州区】5-9
当 千田みつ子 65 現 7760 ⑤
党派別
共3(3)自14(10)公1(1)国9(10)社2(2)諸派5(5)無14(14)欠0(3)
日本共産党の議席占有率 6.25%(同)
投票率54.87%