岩手県議選 公約実現へ3氏決意 斉藤氏「県政を前へ」
県内の選挙区で唯一主要政党が激突した盛岡区(定数11、立候補14人)では、8期目をめざした斉藤信氏(72)が5位で当選を果たしました。
4日午前0時20分ごろに当確が報じられると、事務所に駆け付けた支持者から大きな拍手が起きました。
斉藤氏は、選挙の天王山と位置づけた知事選で達増拓也氏が10万票以上の大差をつけて勝利したのは重要だと指摘。県議選で2議席に後退したのは残念だが、今後も達増県政の推進力として掲げた公約の実現へ頑張ると決意を述べました。
選挙戦で斉藤氏は、全国にも誇れる達増県政の継続発展で物価高騰対策や子育て支援をさらに進めると強調。コロナ対策と20ある県立病院体制の維持・充実、年金で入れる特養ホームの増床を実現させると訴えました。
斉藤氏の実績や政策を知った有権者からは、「4月から第2子の保育料がゼロになって本当に助かった。ぜひ第1子も無償化してほしい」などの期待の声が寄せられました。
対話・支持拡大で奮闘した党仙北支部の党員(78)は、「達増県政の支える大黒柱の信さんが当選してよかった。共産党の議席はいままで以上に大きな役割があると思う」と語っていました。