市議選勝利を力に 県議選躍進へ決起(盛岡)
日本共産党盛岡地区委員会は24日夜、盛岡市議選の躍進を確信に県議選(28日告示、9月6日投票)での斉藤信県議=盛岡区=の勝利をめざす総決起集会を開きました。
佐久間正行地区委員長は、市議5人全員の当選を勝ち取り、得票目標の1万5000票も基本的に達成したと報告。「戦争法案ストップ」の訴えと市民要求を実現する党の政策が共感を大きく広げたと強調しました。
同時に佐久間氏は、県議選盛岡区(定数10)は一人はみ出しの少数激戦で、当選ラインは1万票を超す見込みだが、斉藤氏の前回票の8785票では当選は困難だと説明。志位和夫委員長の街頭演説(29日正午、盛岡駅前)を1000人規模で成功させ、市議選支持者への県議選での支持約束を一気に進め、得票目標の1万5000票を実現しようと提起しました。
斉藤氏は、戦争法案の廃案を求める県民の願いを党派を超えて結集し、必ず6選を果たすと力説。一関区と奥州区でも勝利して現有2議席から3議席へ躍進し、▽津波被災者の医療費や介護保険利用料の免除継続▽中学生までの医療費無料化▽国保税や介護保険料の軽減ーを実施させると決意をのべました。
結びで菅原則勝県委員長は、市議選で自衛官の家族が相次いで共産党を支持するなど、情勢は劇的に変化していると指摘。3議席獲得で「岩手ショック」を起こし、安倍政権を退陣に追い込もうと呼びかけました。