盛岡 商店街組合が調査 「客足50%以上減」約4割 「秋まで持つかどうか・・・」「終息するまでの支援を」
盛岡市の「盛岡大通商店街協同組合」が、新型コロナウイルスの影響について実施した事業者へのアンケートによると、売り上げや客足の影響について、50%以上減少した事業者が約39%を占めました。
調査は4月24~30日に実施。回答数は小売業や飲食店など86件でした。
盛岡大通商店街に求めること(複数回答)では、「助成金・資金支援の情報提供」31%が最多でした。
業者は自由記述欄で「家賃など固定費の助成金は必要です。一度きりではなく終息するまでの支援をお願いしたい」(小売業)、「秋まで持つかどうかわからない」(居酒屋)と訴えています。
協同組合は7日、達増拓也県知事と谷藤裕明・盛岡市長宛に要望書を提出。県に対し独自の支援策の検討や国への手厚い支援要請など危機感を持った対応を求めています。市への要望では「固定資産税の減免等家賃値上げに対応した家主への救済策」などが必要だと述べています。