コロナ感染急拡大対策を 日本共産党岩手県委員会が知事に申し入れ

 県内でコロナ感染が過去最多の432人(15日)を記録したなか、日本共産党県委員会と県議団は20日、達増拓也知事に対して、「コロナ感染急拡大から県民の命と暮らしを守る緊急申し入れ」を行いました。菅原則勝県委員長と、斉藤信、高田一郎、千田美津子の各県議が参加しました。
菅原氏は、オミクロン株による幼児や児童・生徒の感染が急増しており、人の移動が活発になる大型連休前に対策を強化してほしいと語りました。
斉藤氏は、感染抑止のカギとなる3回目のワクチン接種が若い世代で進んでいないと指摘。科学的な根拠を示し、副反応への不安解消などテレビCMを含めた宣伝と啓蒙活動を強めるべきだと述べました。金曜日・夜間に集団接種をしている一関市に学び、具体策を講じてほしいと要望しました。
斉藤氏はまた、高齢者施設などで定期的な検査を実施し、県民対象の無料PCR検査を5月以降も継続すべきだと提案。保健所体制の強化と緊急の全庁的な応援体制を構築してほしいと求めました。
達増知事は「感染急拡大を踏まえた対策をまとめてもらった。3回目ワクチン接種や検査の徹底に取り組む」と答えました。

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