党県委が達増知事にコロナ対策で第4次要請、PCR検査さらに拡充を
全国で新型コロナの感染が急拡大し、岩手県でも5人の感染が確認されたなか、日本共産党岩手県委員会は6日、達増拓也知事に対策強化と補正予算編成を求める第4次申し入れをしました。菅原則勝委員長、斉藤信、高田一郎、千田美津子の各県議、吉田恭子常任委員が参加しました。
菅原氏は、新たな危機感を持って臨む時であり、お盆前に国は感染急拡大地域からの移動の抑制を呼びかけるべきだと語りました。
斉藤氏は、全国的な感染拡大を止めることなしに、岩手での感染防止はあり得ないと強調。国にPCR検査体制の抜本的強化や「GoToトラベル」の見直しを要望すべきだと述べました。
「誰でも、いつでも受けられる」世田谷モデルを参考にPCR検査体制を拡充し、県立病院など医療機関の減収補てんを国に迫ってほしいと提起。「地元の宿応援割」の第2弾に取り組み、申請が1677事業者にとどまっている雇用調整助成金では「幅広い事業者が申請できるように支援を」と話しました。
達増知事は、感染拡大が県内で新たな局面に入ったと表明。「広い視野と困った人に寄り添う姿勢での申し入れにお礼をしたい。次の補正予算に生かしていく」と答えました。
申し入れ文書は以下の通り。