命・暮らし守る予算を 党県委員会が達増知事に要望
日本共産党岩手県委員会は13日、達増拓也知事に対し、2022年度県予算の申し入れをしました。菅原則勝委員長、斉藤信、高田一郎、千田美津子の各県議、吉田恭子副委員長が参加しました。
内容は▽コロナ対策▽大震災津波からの復興▽県民の命と暮らしを守る新たな県政めざして―の3本柱です。
菅原氏は、岸田政権は国民の願いに背を向け、新たな大軍拡を狙っていると批判。県民の命と暮らしを守る県政の役割は、ますます重要だと述べました。
斉藤氏は、感染再拡大防止へ3回目のワクチン接種を前倒しで進め、「ワクチン・検査パッケージ」無料検査の対象者や期限を拡充すべきだと強調。病床とともに医師・看護師確保を要求しました。
災害公営住宅で孤独死が増え続けており、「心のケア」対策の継続、県内外からの相談に乗る「いわて被災者支援センター」の体制強化、集会所への生活支援相談員配置は欠かせないと語りました。
気候危機打開で知事を本部長にした県の体制構築、ジェンダー平等では同性パートナーシップ制度の導入を提起。9条改憲反対やオスプレイ飛行訓練中止も求めました。
達増知事は「きょうの要請を踏まえて、新型コロナでは現場の実態に沿った対策を強めたい」と答えました。
全文はこちら。2022年度岩手県予算についての申し入れ