岩手県 新型コロナ対策で追加補正 宿泊割引期間を延長

岩手県議会は8日の最終本会議で、新型コロナ感染症対策の追加補正予算案(約37億円)を全会一致で可決しました。
経済活動を支える取り組みでは、県民の県内旅行の宿泊代金割引等をする「いわて旅応援プロジェクト」(12月末宿泊分で終了)を来年1月末まで延長。その経費として、約8億1700万円を増額しました。
割引の対象を県内在住者に加えて近隣の青森、秋田、宮城の3県へ拡大(12月11日から)。ツアーの県外客を対象にした県産品のプレゼントもします。
感染拡大防止関連では、「ワクチン・検査パッケージ定着促進等事業費」に約23億5100万円を盛り込みました。
健康上の理由でワクチンを接種できない人が、陰性証明で行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」を利用するのに必要な検査を無料で実施(来年3月まで)。感染拡大傾向が見られる場合に、感染の不安を感じる人が受ける検査も無料となります。どちらも検査を行う薬局等へ県が補助をします。
日本共産党の斉藤信県議は「コロナで県民の生活が脅かされるなか、県が県議会最終日に追加補正予算を提案した姿勢を高く評価する」と話しています。

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