「アベ政治」決別しよう 革新懇が宣伝
岩手県革新懇と盛岡革新懇は3日昼、盛岡市で毎月定例の「アベ政治を許さない」宣伝に取り組みました。安倍首相の辞任をうけ、各界の代表がリレートークで訴え、通行人にビラを配りました。
県革新懇の国分博文事務局長は、次期首相候補の3人は安倍内閣の閣僚経験者であり、安倍政権の継続をめざしていると指摘。コロナ対策を拡充するためにも「アベ政治」を大本から変えることが必要だと強調しました。
他の弁士も「消費税5%減税の請願を14市町議会に提出した」(岩商連)、「医療機関は経営難に陥って、マスク、フェイスシールド、グローブなどの防護具も不足している」(県医労)、「安倍首相は疑惑の説明責任を果たすべきだ」(いわて労連)と述べました。
日本共産党の吉田恭子衆院岩手1区予定候補は「いまこそ『アベ政治』から決別し、自民党政治に代わる新しい政治を市民と野党の共闘でつくっていこう」と呼びかけました。
ビラを受け取った63歳の男性は「国はコロナの検査や治療で苦労している医療機関を、もっと支援してほしい」と話しました。