「ヒバクシャ署名20万人」達増知事に報告 ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会

 ヒバクシャ国際署名をすすめる岩手の会は17日、達増拓也知事を表敬訪問し、県内で20万3300人余の署名が集まったと報告しました。伊藤宣夫代表(県被団協会長)、三田健二郎副代表(同副会長)など11人が参加し、日本共産党の斉藤信県議が同席しました。

伊藤氏は、達増知事の署名への賛同(2017年2月)が、全33市町村長からの賛同(19年)や県内20万人達成に大きな力を発揮したと説明。「本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。

県生協連の吉田敏恵専務理事は、岩手の会結成(16年12月)から4年足らずで20万3300人余の署名が集まったのは、関心の高さの表れだと指摘。世界では核兵器廃絶を望む多くの国と、核保有国や「核の傘」に依存する国とのせめぎ合いが続いており、廃絶まで取り組みを進めていくと語りました。

達増知事は、コロナ禍で活動が困難になる中で、「20万人の署名達成はすばらしい」と強調。最近はアメリカでも「原爆投下は良くなかった」と答える若者が増えているが、「それは長年、被爆者の皆さんが運動し、発信してきたからだ。今後も岩手の会を応援する」と話しました。

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