「ピースアクションいわて」が宣伝 統一協会との癒着解明を
岩手県内の女性5団体で構成する「ピースアクションいわて」は11月10日昼、盛岡市の盛岡地裁前で岸田政権の9条改憲に反対し、統一協会と自民党との癒着解明を求める宣伝に取り組みました。
怒りを示す赤の帽子やマフラー、ウインドブレーカーを身に着けた21人が参加。雨が降るなか、横断幕やプラカードを持って市民に呼びかけました。
各団体の代表がリレートーク。いわて女性・九条の会の伊藤慶子さんは「県内でも自民党の国会議員2人、県議6人が統一協会との関係を認めている」と告発しました。
新婦人県本部の大石千枝子さんは、国は大軍拡をやめ、学校給食無償化などに税金を使うべきだと強調。岩手医労連の五十嵐久美子さんは、医師・看護師不足を解消しなければコロナ第8波に対応できないと訴えました。
参加者らは声を合わせ、「ジェンダー平等実現しよう」「子どもに笑顔の政治をつくろう」とコール。自転車に乗った男子高校生らが注目しました。
通りかかった47歳の女性=病院事務=は「親から虐待を受けた信者2世は、とても苦しい思いをしている。自民党は安倍元首相と統一協会との関係を明らかにすべきです」と話しました。