「国葬」いまからでも中止を 市民アクションがデモ
安保法制の強行から7年が過ぎた20日夜、「9条改憲NO!全国市民アクション岩手の会」は盛岡市で9条改憲に反対し、安倍元首相の「国葬」中止を求めるデモ行進を繰り広げました。120人が参加し、「岸田政権から憲法守ろう」と元気にコールしました。
出発前に憲法改悪反対県共同センターの中野るみ子氏(いわて労連議長)は、岸田首相は「国葬」に反対する国民多数の声を聞いていないと批判。統一協会と自民党の癒着を明らかにしないのは許されず、憲法と民主主義を守るために「国葬」はいまからでも中止すべきだと訴えました。
他の幹事団体からも「『国葬』に16億円もの税金を使うのは、とんでもない」(平和環境県センター)、「『憲法改悪を許さない全国署名』が大事だ。決意も新たに取り組もう」(県生協連)との発言がありました。
デモに先立って岩手の会は集会を開き、70人が参加。講演で小笠原基也弁護士は、自民党による「改憲=新しい風を吹き込む」的な動きを軽視せず、改憲と軍拡を阻止する共闘の輪をつくろうと呼びかけました。